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クロスクリニック紹介記事


ドクターの徒然コラム
レーザー脱毛ブームの真実
美容医療の分野は日々進歩しています。その時点で最高と思われていた治療が、あっという間に過去のものになってしまうことも珍しくはありません。事実、この5年間は治療における新陳代謝の繰り返しでした。その中でも、効果、費用、ダウンタイムなど治療のバランスがとれた治療法がスタンダードとして生き残る施術となっています。
私が開業した1998年当時は、いわゆるレーザー脱毛ブームのはしりの年でした。当時、医者同士でも真剣に「本当にレーザーで脱毛ができるのか?」と議論された時代です。世間には、いわゆる“永久脱毛”と言う言葉が氾濫していたため、患者様からは、レーザーは永久脱毛なのか?と言う質問を日に何度も受けました。今ではごく当たり前の医療レーザー脱毛が、最新で、ホットな話題だったのです。
医療レーザー脱毛がスタンダードになる前には、機種開発の紆余曲折があり、どのレーザーのどの波長が本当に脱毛に向いているのか議論されると同時に、レーザーメーカー各社より競って新しい脱毛レーザー機が開発されていきました。酷い話ですが、とりあえず存在するレーザーで脱毛に効きそうなものは、みんなレーザー脱毛機として売り出されてきたのです。(当然、全然効果のない、まがい物もありました。)アレキサンドライト、IPL、ルビー、ヤグなど、各メーカーさん方が盛んに売り込みに来られたのを覚えています。

講師:「第1455回 最新医療セミナー」
そんな中で、私が第1号機として購入した医療レーザー脱毛機は、当時、最も信頼のおける機種として定評があったLPIR(ロングパルス・アレキサンドライト・レーザー)でした。その後も様々なレーザー機種が開発・発売されつづけましたが、現在はライトシェア(ルミナス社製ダイオードレーザー)を主に使用しています。
過去に売り出されたもので効果の弱い機種は淘汰され、すでに市場にありません。現在は、脱毛効果はほぼ保障されたもので、より効率性を求めた機種が開発されてきています。
そして、これらの歴史が刻まれているのが私の左腕。写真のように私の左腕には、直径3センチほどの毛の無い部分があります。これは当時、発売されてきた脱毛レーザーを次々と試し打ちしてきた軌跡です。カウンセリングの時には、必ず、この部分を患者様にご覧いただいてきました。百聞は一見にしかず。永久も何も、確かに毛が生えないんですから、説得力がありました。
ちなみに、脱毛レーザーに限らず、世界中の色々な学会や展示場で、新しいレーザー機種に出会うと、私はまず、この左腕に試し打ち(本格照射)してみることにしています。レーザーには、波長やパルス幅などのスペックがあり、それにより、脱毛に効果があるとか、美肌に効果があるとかが概ね決まるのですが、レーザー業者さんはその説明から、当然、うちの製品はすばらしいので是非使ってくださいとのセールスが始まるわけです。しかし・・・私の左腕は知っている(笑)。世界中のレーザーのまがい物から本物にいたるまで、その効果のほどを自身の身を通して経験してきたのですから。
レーザーのスペックや理論ももちろん大事ですが、実は私が秘かにもっとも重視しているのは、この左腕の感覚なのです。当院で活躍する医療レーザー機は、全て私の左腕の御めがねにかなってから初めて採用が決まった機種ばかり。この数年では、サーマクール、ポラリス、フラクセルといったスタンダード治療も、すべてこの左腕から産声をあげています。もちろん、8年経過した今でも、毛は全く生えてきません。
▲医療脱毛レーザーの新機種「コメット」を導入しました。私の左腕も納得!の新しいエネルギーソースです。



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